年金運用で見直したこと
年金積立金(12月末残高90.4兆円)の4~12月運用結果が発表された。
金額で▲8.7兆円。率では▲9.13%。
内でも10~12月の損失が(5.8兆円で率が▲6.09%)大きい。7~9月も4兆円以上の損失だった。
07年の5.8兆円の損失に比べれば、実は1桁台の%だったのは、かなり上手な運用だったと思う。アクティブな運用であれば2年で▲30~50%の損失だったはずだからだ。
金額的に多くを占めるのが国内債券でこの運用がプラスだったのが大きいが、特に外国株式の損失が▲34%と大きく占め、国内株式▲21%と外国債券も下げた。
日本を代表とする運用のプロの当然の結果なのかもしれないが、問題はこの後どう運用するかだろう。
長期的な安定した運用を基本とする年金運用利回りは、2009年度には+2.2兆円、2010年度には2.7兆円と見通している。おそらく国内債券だけの利回り程度だろうから株は2年は上がらないと予測しているって事かな。それでも2016年以降は4.1%の安定成長を予測している。
最近の中国などの成長したがっているような株価の動きは啓蟄のような景気回復の初動を感じさせるが、あくまでオポチュニテイとして、年金運用(財政検証)に合わせた成長率で将来設計したほうがいいかもね。そんな気にさせる今回の運用結果報告の信頼性です。
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